〜ガンと体の関係〜

なぜガンは起こるのか?

 人間の体は、約60兆個の細胞からなり、毎日数千個のガン細胞が発生しているとも言われています。それでも私たちがガンにならずにいられるのは、免疫という生体防御システムが働いているからです。
 では免疫とは何か?簡単に言えば、体内に侵入した、もしくは体内で発生した異物を排除する働きのことです。免疫の働きは、年齢・食事内容・運動量・睡眠時間・精神的影響などで大きく変化し、40歳くらいを境に免疫力は衰え始めます。適度な運動は、免疫力を強化してくれますし、睡眠不足や精神的ストレスは、免疫力を低下させます。    
 ガンは、細胞の遺伝子の障害から発生し、免疫がガン細胞を駆除しきれなくなった場合に、目に見える形にまで成長します。タバコなど、細胞の遺伝子に障害を与えるものをできるだけ遠ざけ、良好な免疫力を維持することがガン予防に大切なことなのです。
 最近では、いろいろな方法で免疫力を強化し、ガン予防はもちろん、ガン患者様の治療にまで応用されるようになりました。その治療法は、従来のガン三大療法(手術、放射線、抗ガン剤)に対して、免疫治療(第四の治療)と呼ばれています。

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My First Seat 〜私の特等席〜 2003.2掲載