〜アンチエイジングは体の中から(第6回)〜

 ここ数年、健康ブームの波に乗って「アンチエイジング」という言葉は定着してきたようです。「アンチエイジング」とは日本語で表すと「抗老化」、老化を防ぐということです。
 さて、では私たちの体の中で「老化」という現象は、いかにして起きるのでしょうか。私たちの体は60兆個にも及ぶ細胞で構成されています。これらの細胞に異常が生じることによって老化や病気は引き起こされます。その最大の原因となるのが「活性酸素」です。
 細胞の構成成分は、活性酸素に酸化されると性質が変化します。脂質やタンパク質DNAが酸化されることで、細胞や組織の働きが低下するだけでなく、身体に害を与える物質に変わってしまうのです。それは細胞の「サビ」と言えるもので、「老化」を促進させ、ガンや心臓病、脳血管障害、認知症など様々な病気の引き金となります。
 日本人の死因の1位はガン、2位は心臓病、3位は脳血管障害ですが、すべてに活性酸素が関わっています。酸素によって生命を維持している私たちにとって、その副産物とも言える「活性酸素」の危機に常にさらされているのです。しかも、「活性酸素」の発生源はストレスや大気汚染、紫外線、食品添加物、残留農薬などで現代生活では完全に切り離して暮らすことは不可能です。それだけに「活性酸素」の害を減らすパワーのある体、すなわち「抗酸化力」の高い体を作ることが大切になってきます。

アンチエイジングのポイント
  1. 食材料は、添加物の少ないもの、無農薬あるいは減農薬であるものを選ぶ。
  2. 塩分、糖分、脂肪分の摂りすぎに注意する。
  3. ウォーキングなど軽い運動を実践する。
  4. 十分な休養と睡眠を摂る(細胞修復のためのホルモン分泌が盛んな、午後10時〜午前2時は十分な休息タイムを!)
  5. 外出時は紫外線対策をする。
  6. ストレス解消の方法を身につける(趣味を持つ、スポーツをするetc.)

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My First Seat 〜私の特等席〜 2007.夏秋号掲載